大豆製品のあたまの中。

気づきや学び、考えてること。頭の中にあるもの。

煮るなり焼くなりお好きにどうぞ

 

やさぐれ女郎蜘蛛からノリノリ猫変態へ

「私はこうなりたい、これが欲しい、そのために今やるべきことは何か」とビジョンを明確にし、それを達成するべく逆算して努力してきました。それで大抵の欲しいものや環境は手に入れてきて満足しているので、今もとってもいいことだと思ってるしこれからも実行し続けるつもり。

以前も何かで書いたのだけど、約10年前に言われた「地図が無いから進めないんじゃない、目的地がないから進めないんだ」というメンターの言葉が一番心の底にあって、以来私を構成する土台となっています。

それ以来常にどうありたいか、という目的地を明確にすることを何より最優先にし、「私は何も持ってない」という空っぽのやさぐれ状態から「毎日楽しいー!猫もかわいいしやりたいこといっぱいあるわーイエイイエイ」というノリノリな猫変態という謎形態まで現在バージョンUPしたわけなのですが、ここらへんでまたギアチェンジしようかなと思ってます。

 

自己肯定感の器の満たしかた

「こうなりたい」という自分の内なるビジョンを掲げて邁進してきましたが、自分の想像できる範囲って限界が限られてるんだなと最近思うようになりました。

理想の自分、理想の環境というのは多分コンフォートゾーンなんだなと感じます。自分はこれが向いてる、自分はこれが好き、自分はこれをしてると楽しい。自分がストレス無く、安心できる環境を求めてきたんだなと思います。自分自分自分...いかに自分を最優先にしてきたかがよくわかるなあ。

まず何より自分を最優先にしてその望みを手に入れてきたので、多分自己肯定感の器がだいぶ満たされてきたのだと思います。

空っぽの器に自己肯定感を入れるために承認欲求を他者から求めて右往左往してた時期も長かったけど、自己肯定って字の如く、自分で自分を肯定することなんですよね。他人から肯定されることじゃないの。

私の場合は、なりたいもの欲しい環境を既に手に入れてるわ、と最近本当に気付いたんだと思う。目的地を明確にし、そこに辿り着くために泣いたり歯をくいしばったりしながらやってきて本当によかったなと思うし、自分を最優先にする環境を作ってくれていた周囲の人に心からの感謝を思います。

 

コンフォートゾーンを超える

コンフォートゾーンとは、日本語だと「安全領域」とか「快適領域」と訳されます。図の一番真ん中の領域です。つまりは、わたしたちがストレスや恐れ、不安を感じることがなく安心して過ごせる環境のこと。

コンフォートゾーンの心理学的な意味とは?変え方まで伝授!  

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最近は、主語が「私は」から「あなたは」に変わってきたことに気付きました。

先日「あなたが求めているものは何か」という話題になって、その時自分の口から「自己成長」という言葉が出てきたんですよね。今までは間違いなく「自己実現」という言葉だったし、実際今まで何度も口に出してきた。自分で話してびっくりしました。

自分のなりたい自分になる「自己実現」から、なんか求められるしこれで成長できるならいっちょやってみようかなという考えに変化してきたようです。

どうやら今の職場で店長候補でやってるのが影響した模様。最初聞いたときはちょっとゲッソリしてたのが本音だったのだけど、やってみたらこれが意外と楽しい。そして意外と向いてるかも。今の職場も最初ガクブルで「こ、こんな凄いとこで働くなんて...」と戦いて胃が痛くなっていたけど、今なんてもう「ここ本当環境もお客様も最高に合うわー」と毎日楽しい。多分そんなもの。選択するのは自分だけど、他の人が手を引っ張って「こっちにおいで」と言ってくれた場所は、多分自分に向いてるものなんだと思う。

完全個人主義で「己の腕をひたすら磨き己の腕で挑んで行きたいのだ」という職人精神?武士魂?で部活も仕事も今までやってきてたけど、それぞれ得意分野は違うし私は私の得意なことをやったらいいよね。それで、私が自覚してる範囲の外側にも、得意なことももっとあるんだろうなと気付いたので、今の主語は「あなたは」がメインになりました。

調理人はこちらで選択するけど、あとは煮るなり焼くなりあなたのお好きにどうぞ。きっと自分の想像できる範囲外の、美味しい料理ができるかも。

自分の描くビジョンの外側はコンフォートゾーンを外れてしまうけど、もっと面白いことがあるかも。過去記事で「飽きた」て書いたのだけど、自分の選択する範囲でのことに満足したんだと思います。次はラーニングゾーンに突入してみるかという気持ち。コンフォートゾーンには多分もう、いつでも戻って来れるようになったのだと思う。

 

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