大豆製品のあたまの中。

気づきや学び、考えてること。頭の中にあるもの。

「モテる女は一生モテ続ける」女郎蜘蛛の重鎮こと、我が祖母から学ぶこと

約2年前に怒りのままに書きなぐった女郎蜘蛛記事が

このブログで未だに一番読まれているようです。面白い。

先日、

実はこの人こそ我が女郎蜘蛛一族の神髄なんじゃないか...と個人的に感じている我が祖母(80歳)が結婚するかも、というネタが上がってきたので

今回は祖母をテーマに記したいと思います。

 

choudoiisaizu.hatenablog.com

  

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 呪いは受け継がれている気配

「我が一族はモテ一族」と書いたように

相も変わらず、年齢問わず、みんな元気に恋愛を謳歌している。

私含めての娘世代は全員今のところ既婚でして、

謳歌しているのは親、祖母世代です。

 

さて私たち娘世代も、代々の習わしのごとく

本家の嫁以外は揃って女の子が生まれているのをみると

女郎蜘蛛の呪いがこの代にも継続されている気配を察知して

東京でぶるぶる震えてます。

本家は男児、一族の血が流れる女は女児を生む法則が未だに引き継がれててすごい不思議。

 

男性は本当にピュアで優しい

彼女たちを見ていると

モテる女は一生モテ続ける、というのは本当なんだなと見てて思う。

そして男性というのは、繰り返しになってしまうが、

何歳になっても本当に優しく、

好きな女性を一途に大切にしてくれる、少年のように純粋な性なんだなと改めて思う。

こんなに毒気が強過ぎる女たちを、大事に大切に扱ってくれて、

一応血がつながっている身としては心底感謝の気持ちでいっぱい。

思わず手を合わせて拝みたくなります。(色んな意味で)

 

祖母の恋人と自由人たち

さて、つい先日、我が祖母が結婚するかも...?というニュースが飛び込んできました。

 

かも...?というのは、母曰く、ついに祖母が検討し始めた、というお話。

もう何年前のことかしら。

以前から祖母の恋人が結婚したがってるけど、祖母がのらりくらりとかわしていたのは知っていた。

私も過去に一度だけ、祖母の恋人にお会いしたことがある。

 私の帰省に合わせて、彼もわが故郷に来た時のこと。

祖母は孫である私には、彼女の恋愛関係は明かしたくなかったようだけど

彼が私にどうしても会いたかったようで、結婚への強行突破に出たんですね。

思い返せばお会いしたのは多分6、7年ほど前だった気がするな。

「自分の持っているもの含めて全てを祖母に渡したい」

というのが彼の希望らしく、

男性の愛情というのは、本当にいくつになっても純粋だと思う。

お相手は東京在住の某企業の会長さんだそうで、

不自由ない暮らしができると乗り気になる女性も多いと思うが

祖母は今の縛られない自由気ままな生活がいいと、結婚はずっと断っていたのよね。

そんな彼女がついに結婚するのか...?東京へ戻るのか?

と我が母はテンションが上がっている。

娘としては、母親に結婚して落ち着いてほしいんだそう。安心できるから。

いや、それ私も我が母に対して同じこと思ってるからね...!

私も母に恋人とさっさと結婚してほしい。

我が母も、恋人の求婚を「今の自由のままがいい」とかわしている。

本当性質は似た者同士だと思う。

 

 

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http://ec.tagboat.com/jp/products/detail.php?product_id=29107

 

女郎蜘蛛の重鎮の素顔

恋人が途切れたことがない、という女性はよくいるけれど

80歳まで途切れたことがない、という女性は結構レアなんじゃないかと思う。

もちろん常日頃恋人以外にも求愛されてるし、祖母のファンクラブが幾つかあったのも聞いている。

 

そんな我が祖母は、ひと言で言うと

「とにかくかわいい」

これに尽きる。

 

女郎蜘蛛というと、

もしかしたら皆さんがよく魔性の女で想像するフェロモーン的なイメージを持つ方もいるかもしれないが、彼女は全然違う。

我が一族にはイメージ通りの「これぞフェロモン系」という女もいるが、

決して容姿が評判なタイプではない、仏顔のごく普通のおばあちゃんです。

体型もぽっちゃりを通り越して、叔母に「トド」とあだ名をつけられてたレベル。

 

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http://www.kamogawa-seaworld.jp/aquarium/aquarium_info/steller_sealion.html

 

ただし「あの人が何故モテる?」という同性にはわかりずらい人が男女ともにいるように、

異性にしか感じ取れないフェロモンも存在しているから実際は不明。

私孫だし女なのでわかりません。

因みに、上記の「これぞフェロモン系」は祖母の妹で

この人こそやってることは妖怪女郎蜘蛛。相手は骨になります怖いね。

 

性格は自由人でド天然、そして超のつくほど方向音痴。

私のGoogle mapでも抗えない方向音痴さは完璧祖母の遺伝子だからしょうがないの。

本当は徒歩10分以下のところ、祖母とふたりだと30分以上かかるのなんてお互い想定内で行動してる。

 

孫の私でも彼女をかわいいなーと思うところは、

とにかく少女のように無邪気なところ

無邪気に大喜びし、無邪気に突進し、無邪気にスネる。

 

こんな邪気に塗れた一族のなかで、

ほんとは腹の中は「無邪気」ではないだろ...

と捻くれた見方をしている私でも、

実際会ったり話したりすると

「ああ〜うちの祖母世界一かわいい〜♡」

とメロメロになってしまうからすごい。

「さしすせそ」が何故か言えなくて「しゃししゅしぇしょ」になるとことかも超かわいい。

私と会うとき、嬉しくて満面の笑みで突進してくるとこもぶつかって痛いけどかわいすぎる。

 

「女は愛嬌」の本当の意味

「女は愛嬌」と昔から言われることですが

祖母を見てると可愛げ、愛嬌、無邪気さは大事な要素なんだといつも思う。

で、それって実は年齢重ねると大抵失われていく人が多いのよね

私の以前の職場で関わりが多かった、

超お嬢様育ちでそのまま働いたことないお金持ちマダムたちも

少女のように無邪気で可愛くて毎日悶えていましたが

その方たちと無邪気さでは同レベルくらいなのが我が祖母なのです。

 

祖母はお嬢様育ちでもなければ相当波瀾万丈な人生送ってきているようなんだけど、

それを微塵も感じさせないのがすごいと思う。

多分自分のなかで、全て受け入れているのか消化しているのでしょうね。

 自分を丸ごと受け止めることができる人は、相手も丸ごと受け止めることができる。

人間の基本欲求としてある

「ただ、ありのままの自分をそのまま受け止めてほしい」

というの満たすことができる人は求められ続けるのは当然のこと。

 

祖母が語る女の格言

そんな祖母と2人で会うとき、彼女が酔うと昔からいつも「女たるもの」的な

女の格言を語られるのですが、笑

繰り返し言われて一番頭の中に残ってるのは

「秘するが花」ということ。

これ、私も真理だと思って昔から心に留めている。

 

SNS社会も相まって、オープンなのがいいという認識も広がってるのかなと思いますが

「秘するが花」というのも、古いかもだけど今も生きている事実だと私は身を以て知っている。

明け透け、しゃべりすぎ、自分をわかってほしい、自分を見て欲しい、

も程々にしておこう。

 

はたして祖母は結婚するのか

さてさて、我が祖母は本当に結婚するのかしら?

私は、「やっぱり結婚しない」になるのに一票を投じます。(おい)

 

それでは。