忙しい、は失礼なこと
どなたに教わったかは忘れてしまったのだけど、最近よく頭に思い浮かぶ言葉。
「忙しい、という状態は、一緒に過ごす相手にとっては失礼なことだよ。」
と教えられた当時、確か20歳を過ぎたくらいだった気がする。
やりたいことも会いたい人も沢山で、
スケジュールが埋まっているのが充実していることだと思っていて
「この日の◯時〜◯時までなら大丈夫」
とこちらに優先的に合わせてもらっていたことが多かったにも関わらず、
その時目の前の相手と過ごす時間に集中しきれていなかったかも、と今となっては振り返ります。
歳の離れた方に言われたこの言葉は
当時お説教のように聞こえ、聞き流していた気がするけれど
時を経てこの頃はよく頭に思い浮かぶ大事な言葉となりました。
相手の大事な時間を使ってもらっているわけだから
なるべくその後には予定を入れず、相手と過ごす時間に思い切り集中したいですね。
と言葉に残しておこうと思ったのは
本日も一緒に過ごした相手のおかげでとても楽しい時だったと大満足してるから。
以前と比較したら会える人の数は少なくなったし
一日にこなせるリストの数も減ったけれど、
そのぶん臨機応変に自由に過ごせるし
本当に一緒に過ごしたい人だけに時間を使うようにしたので
気付かず感じていた、些細なストレスや気疲れなども断然無くなって
自分の中での時間的密度が高まり充実していて、とにかくだいぶいい感じです。
とはいえ、この考えを相手にも押し付ける気は特になし。
私は器用にできないのでこの集中スタンスでいこうと今は思ってますが
私が一緒に過ごしたいと感じる大事な相手に対しては、
忙しい時やその時期が過ぎて疲労した時などにでも
会いたいな、とふと頭の片隅に思ってもらえるような人になれたら嬉しいな、と思うのです。
またしても夜更かししてしまった。それではおやすみなさい。