感情の海に漂う
こんばんは。
最近憂いモードの大豆製品です。
季節の変わり目だからかしらね。
短期的に感情の起伏が激しいほうではないですが、緩やかに確かに感情のバイオリズムが存在します。
そのときどうしてるんだっていうと、
あぁ今そんなモードか、などとまるで他人事のように、素直にゆらゆらその海に漂います。
じっと上がるのを待つのではなく、早く元気を出すためになにかをプラスするでもなく、ただぷかぷか漂って浸る。
それでも昼間はちゃんと社会人としての役割はきっちりやってるんだから、1人の時くらいは漂ってのんびり浮かんでてもいいではないでしょうか。
前まで真面目に「オンもオフも常に前を向いてパワフルな自分」でいるために自己コントロールをしていたけれど、ただ単純に今の感情をそのまま受け止めるということをできるようになってみると、なんとも予想外に楽しいです。
人はそれぞれ無意識に自分の色眼鏡をかけて世界を見ていると考えているのだけど、
同じ私でも上がっているときと下がっているとき、それぞれの感情のピークの時で世界の見え方が少しずつズレることに気付いたとき、これはおいしいことだと発見しました。
だから無理せずゆらゆら、そのとき求めているものだけ手を伸ばします。
それがあまりにも心地良いので、実はあんまり先の予定立てたくないんですよね。その瞬間その感情でしか触れられないものが確かにあると思うので。
そんな憂いモードの今の私は伊藤深水氏の美人画に、しっくりじっくり浸り中。
艶やかなのも好きですが、こういうのが今の気分。他にも色々響いた作品がたくさんあるのですが画像検索に引っかからなくて残念。ご紹介したかったのにな。
しんみりゆったり、無理せず漂ってただただじんわり味わうのも乙なものです。